四国から九州に渡らないといけないんですが、土佐清水からだとかなりの距離があり、夜間航海になってしまいます。それは避けたいので高知県の南西の端にある沖の島という島へ向かいます。
また黒潮に逆らうことになるので、なるべく沿岸沿いを進みます。
前日より黒潮の影響は少ないのか、それほどスピードダウンはありません。
沖の島に近づいてきた頃、風が強くなり、波が高くなってきました。
途中、小さな島の近くで波が乱れて左右に揺られることに。
恐る恐る進んで、沖の島の北側の港に着岸しました。

ここは岸壁が低く、ヨットにはとても助かります。
水の透明度が高く、とても綺麗です。

そして夜になり、晩御飯の準備をしようと思っていると、大きな漁船が帰ってきました。
そしてしばらくすると「すいませーん!もしもーし!」と呼ばれる声がしました。
ここは邪魔だから移動してくれって言われるかなと思い、「はーい!」と返事をしてキャビンからでると、
「カツオいらん?」
カツオが獲れすぎたので持ってってとの事。
即答で「欲しいです!」と返事をすると、カツオ1本持ってきてくれました。

まさかカツオを捌くことになるとは思ってなかったので、昔キャンプで使っていた適当なナイフしか積んでおらず、だいぶ苦労してなんとか捌きました。

まったく上手には出来ませんでしたが、ひとまず3枚におろしてからその日食べられる分だけ刺身にし、残りは冷蔵庫へ。
獲れたてのカツオの刺身は絶品でした。
こういった思いがけないご好意を受けることもあるのでヨット旅にますますハマっていきます。