航海日誌

梅雨入りと熱帯低気圧

天気 雨
風力 3: 軟風 (3.4 - 5.4 m/s)
風向 東よりの風
波高 1m
航程 38.27

種子島を出港し、志布志湾にある内之浦港を目指します。
内之浦港も奄美へ向かう時に立ち寄った港です。前回内之浦から種子島に向かう際、大隈海峡では黒潮の影響で東の方へどんどん流されて行ったので、今回は思っているよりも西寄りに針路を取ります。
風は少しあるのでセールを上げてセーリングで進みます。

前方に黒い雨雲が見えてきました。そういえば2日ほど前に九州が梅雨入りしたとのことでした。
黒い雨雲の先は薄曇りのようで、この境界みたいなのは梅雨前線が可視化されてるんじゃないかと思うくらい東西に横たわっています。

海の色も、これが黒潮が黒潮と呼ばれる所以かと思うくらい水平線に見える海の色も真っ黒です。
雨雲がちょうど真上に来る頃、当然の如く雨が降り、風が強くなります。
そして、気がつけば黒潮で東の方に流されていくので、現在地を確認しながらなるべく西の方へ船首を向けて進みます。

真っ黒な雨雲を抜けると雨は止みましたが、風も止んでしまいました。ここからは機帆走で進みます。
そして内之浦港に到着。前回と同じ岸壁に着岸しました。

屋久島で台風をやり過ごしたあと、次の台風候補だった熱帯低気圧が台風にはならずに熱帯低気圧のまま翌日に最接近するとのことで、メインセールを外すまでは行かないまでもロープで強く縛り、増しもやいをしました。
この日の夜はバケツをひっくり返したような大雨が数時間続き、キャビンはジメジメとした状況に。

翌日、雨は止み、晴れ模様になりました。
ちょうど熱帯低気圧が通過中なので、出航はやめて様子をみることに。
意外と日中はそれほど風も吹かなかったので、船内で湿っぽくなっていたあらゆるものをデッキに出して乾かしました。